消える病院歯科 「不採算部門」と判断
病院の歯科部門は、赤字の施設が大半と言われ、その理由は多くの病院関係者は「医科と比べ診療報酬単価が低すぎる」と考えている。 有病者の場合、合併症などに配慮するため、治療難易度が高く、治療時間も長くなる。当然1日の患者数も限られ、赤字にならざるを得ないと思われる。
このため、一般病院での「歯科」の診療科が平成5年の1528施設をピークに減少し、19年は1192施設となり20%減少している。
婦人科や小児科の休診や閉鎖など、マスコミは「医療崩壊」と大きく取り上げているが、病院の歯科部門が年々減少していることはほとんど取り上げていない。この状態が進めば、良質な歯科医療供給体制に深刻な影響を与える可能性がある。